PIKA☆NCHI



第10弾、私の愛して止まないPIKA☆NCHIです。




PIKA☆NCHI 2002.10.17 release



◾︎PIKA☆NCHI(作詞:相田毅、作曲:谷本新、編曲:CHOKKAKU)

この曲は最初から好きな曲ではなかった。むしろ飛ばしてた。なんて言うか、本当に勿体無い。あの頃の私はまだこの曲の良さに気付いてなかった。勿体無いね。

10周年を過ぎた辺りだったかな、何気無く流れで聴いていたら、急に、本当に急に、今まで聴いてた感覚と明らかに違って、自分の体に雷が落ちたくらいの衝撃だった。その位、明確に変わった瞬間があった。聴くタイミングやその時の自分の環境で曲の印象も変わるとはなんとなく感じてたけれど、でもなんであの時だったのかは、自分でもよく分かってない。(結局タイミングは分からないのかよっていう…)

そういう、""感覚""で好きになったのと、もう一つ。
「意味のないものから 理由のないことから 始まる夢がある」という詞。
意味のない事などない、理由のない事だってない、と直球で否定しないところ。

こうして夢を描けるのは、今、目の前にあるもの、今やっている事からつながるからこそ、全てに、意味がある。
ここにピカンチの力強いメッセージが集約されてる気がして。

あの頃の嵐が歌う、っていうのがまたピカンチの良さを引き出してる。がむしゃらにひたむきに、ただ前を向けばいい、と叫ぶ彼らがまさに"ピカンチ"そのものを象徴としてる。


そして、ここで伝えたかったのはそう、ARASHI BRAST in Miyagi。

DVDをまだ見ていない方、家に帰ってすぐ見てください。貴方の中の「ピカンチ像」が激変します。
私はここに居合わせた1人で、なんかもう、今の嵐が歌ってくれたという言葉にならない嬉しさと、もう二度と見られないような気がしてほんの少し、寂しさを感じました。私はまだまだ、見たいよ、聴きたいよ。

シングルは良い歌が多いから下の下の下の方〜〜で埋もれて眠ってると思う。ストリーミング配信サイトのランキングでは65曲中下から数えて8番目でした。トホホ。皆んなもっと聴いてほしいな、たくさん聴いてきただろうけど。隠れた名曲とはこの曲を指す。